nakaharaのブログ

町内会はボランティア精神が基本ですね

体育部と言う名の体育振興会要員?!

ようやく2年間に及ぶ体育部からの卒業となりそう。

思えば河川清掃に参加したのが始まりだった。

「町内会、手伝ってもらえませんか?手伝える範囲で良いので」

清掃が一段落した時に役員の一人に声を掛けられた。その言葉に気軽に応えたことから、町内会長から体育部副部長なるお仕事を仰せつかることに。

「土日とか仕事があれば無理しなくて良いから」

と言われたものの、全く出席しないのも何なので、せめて打合せくらいはと思い、競技の2週間くらい前に行われる会議にのみ参加した。

体育部は体育振興会の集まりに参加するから大変よと聞かされたが、そもそも「体育振興会」って何?と調べてみると、全国各地に同じような名前の団体が存在しているのが分かった。仙台市のそれは、

仙台市学区民体育振興会連合会

とやらの略称のようで、仙台市の外郭団体である公益財団法人仙台市スポーツ振興事業団が母体となっている様子。

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仙台市スポーツ振興事業団のマイタウンスポーツとのサイトに記載されている

この体育振興会の名のもとに、各区で予選会、全市大会として、5種目「家庭バレーボール」「ソフトボール」「バドミントン」「卓球」「グラウンド・ゴルフ」大会を開催している。

そしてこの学区民体育振興会が主催する運動会や地域スポーツイベントには、仙台市スポーツ振興事業団より開催助成金を交付していると言う。

もっと遡れば、国が後押しする形で日本体育協会がスポーツ振興を策定して居るあたりが、全国各地でいろんな団体が同様な方策を推し進める形になって現れていると思われる。

各町内会で体育部が必要になるもの頷ける。

しかしながら、コミュニケーション及び国民の健康維持増進を目的として始まったと思われる体育振興会の行事は、個々人のスポーツへの取り組み、好き嫌いも関係する事から、団体で運動を奨める姿勢には若干疑問も湧く。日常的にスポーツに親しんでいる方が多くなっているのであれば今の時代、特段改まることでもない様にも感じる。
 
年齢から私に白羽の矢が当たったのだろうが、運動に関してはこの様な考えから、個々人が自分の体力と相談して取り組む形が理想ではないだろうか?もちろん個人よりも団体でこそ、チームワークや思いやりの心を増幅させる事ができるのかも知れないし、そのきっかけに体育振興会の働き掛けが合致するのであれば言うことはない。