nakaharaのブログ

町内会はボランティア精神が基本ですね

町内会長からのLINE電話

町内会長から初めてLINEで電話が来た。町内会役員会での連絡網にとグループLINEを作ったものの、全く見ていないのが明白だったのに、だ。

ちなみに我が町内会の平均年齢は大凡70代前半。流石に携帯電話を持たない方は少なくなったとは言え、スマホ保有している方は未だ半数くらい。ましてやLINEを使える方は更に少なくなる。

なので80代の会長がLINEを見られないのもおかしくないし、電話を掛けられないのもおかしくない。それでは、と行事で会館を使った際、人生の先輩たちにLINEの特徴や使い方を説明したのだった。それでもスマホ自体まだ理解出来ていないのに、LINEなど直ぐには理解できない訳で、グループLINEでメッセージを送っても開封にならない方は一定数居るし「自分には届かない」と曰う会長も、言わずもがなそのひとりであることは明白だった。

そんな折、会館に用事があって伺った際、会長とインターネット料金に関して話す機会があり、その流れでLINE電話の使い方を改めて説明する機会に恵まれた。その結果が突如として現れたのだ。いつも自宅の電話に唐突に用件を話して来る会長。夕飯の時間にLINE電話でも、開口一番「ブログって知ってる?」と聞いて来た。

話によると近くの町内会でブログを書いている様で、それはいろんな人が書くと統一感がないから、特定の方が作っているらしい、と言うのだ。実は私もココで書いてますよ、と言いたいところだったが、自分の町内会のホームページも見た事ないであろう方に、ブログを説明するところから始めるエネルギーはその時の自分には無かった。

それでも「会長、とうとうLINE電話使える様になりましたね!」と返事することは忘れなかった。電話の向こうでちょっと照れてる会長が想像できた。ちょっと嬉しい夕食の時間。ちょうど初めて開けた白いエビスがとても美味しく感じたのは言うまでもない。

回覧板に思う

 昨年から軒並み休みとなっている体育振興会の行事だったが、6月のソフトボール大会が行われるとの案内が回覧板として回って来た。新たに体育部長となった浅野さんと小澤会長の連名で案内された形だ。回覧板には他にも東部市民センターだよりや東部児童館だより、苦竹駐屯地だよりなども一緒になっている。

 ホームページでも同じような案内をしたいと思っていた自分としては、ちょっと残念な気持ちである。と言うもの以前から回覧板の情報の遅さに何とかならないかと思い、それが町内会ホームページを立ち上げた原動力のひとつになっていた訳だが、そんなの無くても回覧板で充分だよと言わんばかりに回って来たようにも感じた。

 「こう言うのもホームページに載せたいから情報くれても良いのに…」そう愚痴を零すと「そんなこと言ってくれないと分からないよね?」と家内から逆にツッコミが入った。そう言う情報提供をお願いしないと情報も集まらないと言う訳だ。正に眼から鱗、仰る通りである。

 回覧板の欠点とも言うべき、回覧される速さ。それに加えて何処で回覧板が止まっているのか判らないし、回覧板が回って来た時には既に締切期限が過ぎてたりする。何処の町内会でも抱える問題だ。そんな回覧板に代わる情報発信を考えて立ち上げたホームページだが、未だ知名度も無いし、存在も知られてない。回覧板に取って代わるにはまだまだ先とは思っているが、近くてまだまだ遠い回覧板の壁。

中原振興会ホームページ

以前から考えてた中原振興会町内会のホームページを作って1週間が経った。

今どきのWeb上のシステムを使う形式なので、サーバーをたてる必要も無いし、専用のアプリを用意したり、HTML言語を学ばなくとも、それなりに作れてしまう。思って居たより簡単に出来てしまったと言うのが正直なところ。

既に幾つものサイトを作って運用出来るような人には機能など物足りなさが有るのかも知れないが、それを知らない自分のような初心者向けとしては、打ってつけだったように思う。

LINEグループのある町内会メンバーや、マンションのメンバーにだけ情報提供のリンクを送ってみたところ、身に余るお褒め言葉を頂き、ちょっと恥ずかしい。

LINE公式アカウントとしての中原振興会町内会も作ってるので、そちらとリンク出来たら急ぎはLINEで、詳しくはWEBで、と言う流れが作れそう。

ただし未だに公開してない。正確には最初から公開はしてるけど、先のメンバー以外、誰にも明かしていない。町内会の定期総会で情報部が知られてない段階で出しゃばるのも何なのかな…と密かにスタンバイだけしていた感じ。Webで検索すればヒットするようにはしたけども、流石にそう言う奇特な方はいらっしゃらないだろう。

まちづくり第3部会より

ここ数週間、週末の天気に恵まれていたが、生憎の雨。そんな中、中原会館で役員会の前に、まちづくり部会分科会の第3部会の初顔合わせ。

既に第1、第2は初会合を済ませているので、最後の部会となった。会長も総務会長も参加し、殆どが参加した形だ。先ずは初顔合わせだったので、それぞれが想像している第3部会の内容や、それに対する希望や取り組みたいことなどをそれぞれの参加者から挨拶も兼ねて発表していただく。事前に総務部長が図書館で探してくれた資料を参考に、今後の流れの方向付けを行う。

第1部会の専門的な内容に比べて、第3部会はフリーディスカッションが多くなり易い内容である事に間違いはなさそう。先ずは、過去の歴史だけでなく、現状の問題点や、今後の在り方も模索できれば本望かと思う。

総務部長からは、以前地元の放送局で中原をテーマにした番組があったので、そう言う資料があればと思い、歴史資料館で探してみた。物の歴史が分かる資料が殆どだった為、宮城野図書館で「地元学 伝えたい仙台」と言う、東部市民センターがまとめた資料を提示。今後は町内会の役員の歴史なども記録に残したいとのコメントをいただく。

また子供の頃から地元で育ったと言う、米屋さんの店長からは近隣の町内会とのコミュニケーションをもっと積極的に行った方が良いとの提言があり、孤立し易い地理上の特徴から今後どうするかも議論したいとのコメントをいただく。

そして監事さんからは、商店が少なくなり、住宅地が主流になっていて活気が無くなっているとのご指摘。それを受けて、昔の歴史を伝える事も大事だが、今後どうするかも議論が必要かと思うとのコメントをいただく。

また50年以上も中原住宅にお住まいの女性からは、昔と比べて、子供が減ってきているのを実感するとのコメントも。

会長からは昔から住んでおられる方で、町内の歴史に詳しい方々は結構今もいらっしゃるとのこと。そう言う方の話をお聞きするのも良いと思いますとのご意見もあったことから、第3部会としては先のご意見も踏まえて進めていければと考えている。

次回は、他の部会の予定や、今後の日程も踏まえて開催したいと思います。

 

体育部と言う名の体育振興会要員?!

ようやく2年間に及ぶ体育部からの卒業となりそう。

思えば河川清掃に参加したのが始まりだった。

「町内会、手伝ってもらえませんか?手伝える範囲で良いので」

清掃が一段落した時に役員の一人に声を掛けられた。その言葉に気軽に応えたことから、町内会長から体育部副部長なるお仕事を仰せつかることに。

「土日とか仕事があれば無理しなくて良いから」

と言われたものの、全く出席しないのも何なので、せめて打合せくらいはと思い、競技の2週間くらい前に行われる会議にのみ参加した。

体育部は体育振興会の集まりに参加するから大変よと聞かされたが、そもそも「体育振興会」って何?と調べてみると、全国各地に同じような名前の団体が存在しているのが分かった。仙台市のそれは、

仙台市学区民体育振興会連合会

とやらの略称のようで、仙台市の外郭団体である公益財団法人仙台市スポーツ振興事業団が母体となっている様子。

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仙台市スポーツ振興事業団のマイタウンスポーツとのサイトに記載されている

この体育振興会の名のもとに、各区で予選会、全市大会として、5種目「家庭バレーボール」「ソフトボール」「バドミントン」「卓球」「グラウンド・ゴルフ」大会を開催している。

そしてこの学区民体育振興会が主催する運動会や地域スポーツイベントには、仙台市スポーツ振興事業団より開催助成金を交付していると言う。

もっと遡れば、国が後押しする形で日本体育協会がスポーツ振興を策定して居るあたりが、全国各地でいろんな団体が同様な方策を推し進める形になって現れていると思われる。

各町内会で体育部が必要になるもの頷ける。

しかしながら、コミュニケーション及び国民の健康維持増進を目的として始まったと思われる体育振興会の行事は、個々人のスポーツへの取り組み、好き嫌いも関係する事から、団体で運動を奨める姿勢には若干疑問も湧く。日常的にスポーツに親しんでいる方が多くなっているのであれば今の時代、特段改まることでもない様にも感じる。
 
年齢から私に白羽の矢が当たったのだろうが、運動に関してはこの様な考えから、個々人が自分の体力と相談して取り組む形が理想ではないだろうか?もちろん個人よりも団体でこそ、チームワークや思いやりの心を増幅させる事ができるのかも知れないし、そのきっかけに体育振興会の働き掛けが合致するのであれば言うことはない。